自動車を運転しているとき、周囲に気を配ることが大切なのは言うまでもありませんが、歩行者の中で特に注意する必要があるのが、目線が低かったり機敏に動けない事情のある歩行者です。
子供は運転者からの視認性も低いため、通学路や見通しの悪い場所では、飛び出しに注意が必要です。
同じように目線の低い、車いすや歩行補助車を使用している人の場合、その構造上とっさの方向転換や後退などができません。
また、盲導犬は、目の不自由な歩行者を補助している公的に認められた有能な犬ですが、使用者は、点字ブロックや聴覚なども頼りに総合的に交通状況を判断しています。
そのため、盲導犬の使用者は交通上保護されなければならないとされています。
交通法では、車いすなどの歩行者が道路や信号機のない横断歩道を渡ろうとしているときには、とくに優先する義務が定められています。
自動車の運転手は、横断歩道や交差点では、歩行者の安全をよく確認することが大切です。
また、歩行者として、車いすや歩行補助車を使用している人が困っている場面に遭遇した場合、自然に手助けをすることも交通安全のためには必要です。
しかし、盲導犬使用者の場合は、緊急時を除いては、最初に身体に触れることは避け、必ず声をかけてから必要な補助を聞くようにします。